2022年3月19日土曜日

座間・九条の会 総会と講演会

 2022年3月13日(日)サニープレイス座間にて、座間・九条の会の総会と講演会が行われました。コロナ禍で集合しての開催を見送ってきたため、2年ぶりの総会となりました。また、この機会に、戦争体験者の生身の声を聞くために、山口さんに講演をしていただきました。


山口さんは、当時の日記を示して、生々しい体験を話してくださいました。東京 文京区に住んでいた山口さんの、東京大空襲当日の日記が衝撃的です。また子どもたちが軍国少年に染め上げられていたことも、体験として語られました。

被害の体験だけでなく、書籍を紐解く形で加害の体験も紹介され、柔らかい語り口ながら、残忍な戦争の両面を話してくださり、夢中で聞いたあっという間の1時間でした。

動画にまとめてありますのでぜひご覧ください。(↓クリックすると再生できます)


総会は、まず高橋さんから、座間・九条の会の成り立ちのおさらい、そして総会ができなかった期間を含めて2018年度からの活動の報告、活動の振り返りと今後の取り組みの提案がありました。

外部の取り組みとの関係として、四市の会(座間・海老名・大和・綾瀬 : 神奈川13区)の取り組みが佐藤さんから紹介されました。衆院選での広報車による街宣活動の成果報告がありました。


会計報告は、会計の脇田さんからなされました。カンパくださるかたのおかげもあって、黒字が維持できています。


ロシアのプーチンが、大日本帝国の軍部暴走をなぞるように侵略戦争を起こしてしまいました。山口さんの講演にもあったとおり日本は近隣諸国にとんでもない災禍をもたらし、憲法で誓いを立てて国際的な信用の回復に70年以上かけて取り組んでいる、未だその途上です。それなのに昨今、権力の中枢にいる人物が、敵基地攻撃能力や核共有など、復古的な妄言を撒き散らして戦後の取り組みを台無しにしています。こうした人物が目指す改憲の策謀は、檻の中のプーチンが檻を開けろと騒いでいるに等しいものがあります。
しかし、逆に見れば、日本のプーチンたちの改憲の策謀を許して国民主権や平和主義を手放したらどうなるか、生々しいその答えが日々テレビで報道されているということになります。現実の姿として見える形で表れているのです。
改憲策謀を止められるか、夏の参院選が分水嶺です。自民の改憲の辿り着く先がロシアのような国であることを、街に出てどんどん伝えていきましょう。


2022年3月13日日曜日

 Twitterで拾ったものですが、改憲の危険性、改憲しなくてもできることだということが端的によくわかります。周辺の人達に伝えるときにも有用ではないかと思います。


2021年1月9日土曜日



 今回のトランプ支持者による連邦議会侵入は、洗脳されたカルト信者によるカルトの断末魔の愚挙としてみると、オウムの一連の事件と重なって見えるところがあります。多年に亘りオウムと向き合ってきた江川紹子弁護士の分析と警鐘は非常に示唆に富み一読の価値があります。

選挙不正を言い募るトランプ支持の「カルト性」に警戒を

日本のアベ前首相も、国会で数百回に及ぶ虚偽答弁をし、日常から嘘をつきつづけ、妄信的なネトウヨに支持されている点で、トランプに近いタイプと考えられます。神社本庁のカルトな面を利用する日本会議の傀儡なのですから当然の帰結かも知れません。科学的な裏付けを公式に与えて陰謀論や偏った世界観にブレーキをかける日本学術会議を疎み弾圧するのも、カルト性の政権である証左かも知れません。

但し、洗脳は気をつけていないと誰にも忍び込みます。我々も裏付けのない言説に流されないように自戒する必要があります。「ムサシによる不正な票集計」のような話は、明確な裏付けがない以上は陰謀論と変わりません。流布に加担することのないように気をつけましょう。

2021年1月8日金曜日

 新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が首都圏に発令され、座間市の成人式が中止になってしまいました。今年の新成人の皆さんにはほんとうに無念なことであろうと心中察するに余りあります。
座間・九条の会では例年成人式にハーモニーホール前で新成人の皆さんに憲法のたいせつさのアピールとチラシ配布を行なってきました。しかしそうした事情で今年はこちらも中止を余儀なくされました。
幻となったチラシですが、会長の力作をここに共有いたします。





PDF版はこちらからダウンロードできます。


2020年10月18日日曜日

 著述家の菅野完氏が、日本学術会議の人事への政権の介入に抗議して議員会館前でハンストをはじめて2週間になりました。すっかり容貌の変わった菅野氏の言葉です。


HARBOR BUSINESS Onlineの記事

これは、日本学術会議というひとつの組織に関する問題ではありません。看過すれば私たち国民の人権や自由、尊厳に手を伸ばしてくることは、近代史が証明しています。菅野氏を動かしているのはその危機感です。

憲法前文は記します。『専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ』 学識者の意見に耳を塞ぎ、人事で抑圧するのは圧迫と偏狭の最たるものです。自民党政権によってこの国は不名誉な地位に貶められているだけでなく、自民党が目指す国のあり方が、憲法の理念とは真逆であることを物語っています。

10/17に強行された内閣と自民党による、税金2億円を投じた中曽根葬儀は、国民主権も基本的人権も否定して戦前に回帰することを党是とする自民党が、そのアイコンとして戦前の将校から現代に生き残った中曽根をフィーチャしようと企む暴挙と見做すことができます。そのことは、背筋の寒くなるこの光景に現れています。


スガ政権は、憲法を無視してきたアベ政治の継続であるだけでなく、日本会議がより野心剥き出しにコントロールしているファシスト政権であることがはっきりしてきました。

菅野氏は、自分を応援することより、できることを皆がすることを望んでいます。

ツイデモに参加する、SNSで広めるなどできることから始めていきましょう。


2020年1月26日日曜日

2020年度成人の日である1月13日に、ハーモニーホールで行なわれた式典で、新成人の皆さんを祝うとともに、大人としての社会との関わりと重くなった役割についても知ってもらうべく、今年もアピールを行ないました。
歌やスピーチ、そしてパンフレットの配布です。
参加された皆さん、お疲れさまでした。










2019年8月30日金曜日

TVの状況があまりにやばいので、書きます。
年金財政発表の頃から、各局一斉にヘイトまがいの嫌韓を垂れ流し始めました。おかしいと思いませんか?誰も得しません。隣国の大統領側近のスキャンダルなんかより、我々が直接不利益を被ることがあります。
・消費税増税
・制度は維持できても生活は維持できない年金
・賃金伸び率が主要国唯一マイナスのアベノミクス失敗
・不要トウモロコシ・欠陥戦闘機爆買い問題
・キックバック付き海外援助大判振る舞い
・死亡税・走行税・炭素税・貯蓄税などトンデモ税
・アベが国会質疑から逃げ回っていて、上記理不尽が国会審議できない。予算委半年以上。閉会中審議拒否。
なぜこうした生活に直結する重大事案を報道しないで韓国ヘイトを垂れ流すのか。おかしいと思いませんか?
隣国をあげつらっているヒマがあったら下記も報道しないと有耶無耶になります。
・甘利、上野など汚職議員がうやむや
・側近どころか総理本人のスキャンダルがうやむや
・まともな国家ならあり得ない、公文書改竄・統計改竄・文書記録の放棄がうやむや
・レイプ犯すら不問にする身内政治がうやむや
・北方領土喪失など幼稚な失敗を繰り返す外交がうやむや
・数々の憲法違反がうやむや
普通なら政権など一発アウトの事件が、頻発しすぎて感覚鈍磨させられているだけです。
Jアラートで大騒ぎしたのに今では日常の飛翔体。今度は韓国を敵に仕立てて大騒ぎ。おかしいと思いませんか? 上のような不正や失政から目を逸らすために、歴史上悪い政治家が繰り返してきた常套手段だと思いませんか?
行き着く先は、一握りの世襲の支配階級と、残りの労働・兵役階級から成る理不尽社会です。典型的な後進国です。
その観点で世の出来事を見ていれば、着々と手が打たれていることに気づきます。自民党の憲法草案など典型です。
子どもたちにそんな世の中をもたらしてよいのか。
TVの韓国ヘイトに流されず、その裏を読む知性が、自分の身を守るために必要になっています。