2016年12月9日金曜日

座間市議会へ「南スーダンの新たな任務で自衛隊を派遣することに反対する意見書の提出を求める陳情」

 座間市議会へ「南スーダンの新たな任務で自衛隊を派遣することに反対する意見書の提出を求める陳情」をしました。2回にわたって連載します。
11月25日に本会議が始まるとのことで、会員9人で市議会各派へ陳情の趣旨説明や協力を頼みに行きました。

また、陳情が取り上げられる企画総務員会が12月7日に開かれ、7人で傍聴に行きました。

 討論の後、採決が行われ、7人の賛否が分かれました。
無所属の沖永議員、日本共産党の守谷議員は賛成でした。
 
反対は、自民党・いさまの荻原議員、高波議員、京免議員、ざま明進会の松橋議員、公明党の加藤議員でした。

終了後、意見も言わないで反対の挙手のみする議員の姿勢に怒りの声が上がりました。

 12月19日には本会議で議決されるようです。大勢で傍聴に行きましょう。

 陳情書、意見表明等は次回に。

2016年最後のスタンデングは大勢でできました!

 今年最後の駅前スタンデングをしました。
 今回で15回ほどになるスタンデングの今日は10人ほどが集まりました。
恒例のギター演奏をバックに自民党の憲法草案の危険なことを訴えたり、自衛隊の南スーダンからの撤退を訴えたりしながら、チラシを配布しました。

 今日は市議会議員さんも来てくれて、一緒に歌ったり配ったりしてくれました。おかげでにぎやかにできました。

 大阪弁護士会から取り寄せたカラフルで見やすいもので、緊急事態j条項の危険なことを中心に書いてあります。1時間で100枚余り配り終わりました。

 通行人の中に、配る人に質問をしてじっくり話を聞く人がいたのが印象的でした。また、外国人でしょうか、日本人が行った真珠湾攻撃の卑怯さを話し、天皇の責任はどうなったなどと話して行く人もいました。

 終了後、来年は1月9日は成人の日なので、ハーモニーホールの前で新成人に訴えようということに決めましました。10時ごろ集まりましょう。
大勢で成人式に向かう若者に訴えましょう。

 まだ参加していない皆さんもぜひご参加を!わずかでも訴えていけば、ちりも積もれば…ですから、大勢の人に届くはずです。

2016年12月1日木曜日

12月のスタンデングは9日 座間駅前 

 もう12月になりました。今月のスタンデングは12月9日(金)です。前回は、10人が参加してにぎやかにやりました。一人でも多くの会員に参加していただきたいと思います。
毎回、ギター演奏もついてやっていますよ。
今回は、自衛隊の南スーダンへの派遣に抗議の声も上げていきましょう。

      12月9日 (金) 座間駅前  4時から5時 
               チラシ配布 宣伝

2016年11月5日土曜日

南スーダンへの自衛隊派遣は危険!

 安倍政権は国会での論議でも明らかになっている、南スーダンへの自衛隊の派遣に安保関連法の成立に伴うPKO法の改正により新任務を付与して進めようとしています。今月中にも閣議決定するという報道も流されています。

 各紙も戦闘状態が続いているところへの危険な派遣については批判が多く問題点をいろいろ指摘しています。

 多くの国民も九条の会ももちろん、憲法違反の駆けつけ警護なる名称のもとで海外での武器使用については九条違反であることを指摘してきています。
毎日新聞の記事は9月ですが、短い中に痛烈な批判ですので掲載します。

           「空論でなく現実を見よ」  毎日新聞


 机上の空論と言わずして何だろう。南スーダンのPKOへの自衛隊派遣のことだ。現地を知る専門家は「政府の想定とかけ離れた現実」と指摘するが、このまま突き進んでいいのだろうか。
 
 日本の国会で議論された「駆け付け警護」は国際法にない概念で、戦闘が続く南スーダンでの武器使用が適法かは日本が独自に判断する必要がある。
 
 南スーダン政府側は国連やPKO部隊、援助団体職員の活動を『干渉』と敵視し始めている。現に7月には南スーダン政府軍が、外国人が滞在していた施設を襲撃する事件が発生した。

 実際の紛争現場で『武装勢力』『テロリスト』と政府軍をどうやって見分けろというのか。あまりに現実離れした要求。軍服を着ていなければ、民間人と武装勢力・テロリストの区別もつかない。
 
 例えば宿営地に車が向かってくる。武装勢力か、避難民か、分からない。何となく銃みたいなものが見えた。隊員個人が撃った、または指揮官が発砲を命じた。
 
 相手は、実は民間人だった、という場合もあり得る。この時、日本の法体系の下、だれが責任を負うのか? きちんと議論されていない。国の命令で派遣されるのに、間違いがあれば隊員や指揮官個人が責任を負うことになりかねない。

2016年9月24日土曜日

参加しましょう!  毎月9日、座間・九条の会のスタンデング


            毎月9日は 九条の会 のスタンデング

  4時から5時 座間駅(雨天時は小田急相模原駅)


   **ある日のスタンデング風景**

スタンデングに参加すると、いろいろな出会いがあります。駅のスタンデングでは、チラシを配る会員、署名を集める会員とともに、ギターを弾く会員のHさんも参加しました。「若者たち」などを弾くHさんに近寄って聞き入る人や話しかける人もいました。とてもいい雰囲気でやれるとチラシ配りの会員にも評判でした。そのHさんが一首寄せてくれました。

 

「九条守ろう!行き交う人に呼びかける仲間と共にギターつまびく」

 

 駅から降りてきた知り合いのSさんは前に頼まれていたと、署名用紙をいっぱいにして渡してくれました。
 
 80過ぎのSさんは、戦争の経験もあり、こんな危険な法律を通す政権なのになぜ支持率が変わらないのだろうかと訝っていました。

また、近所のIさんは、私がやっているのに気付き、戻ってきて話しかけてくれて署名をしてくれました。いっぱい出ているからだれに投票すべきか迷っているという話でしたから、「民進党、共産党など戦争法反対の党に」と話しました。

 
 続いて人待ち顔の方に署名はされましたかと、話すと待っていたかのようにすぐしてくれました。署名しながら、家族がフィリピンで戦死した話をするのでした。

また、同じようにチラシを配っていたTさんはチラシを受け取った若い女性から「9条の会ね。がんばってください。」と励まされたと喜んでいました。

 
 こうしてその日は6人でわずか1時間でしたが、いろいろな人とのミニ対話ができた充実した活動でした。

たたんで帰るころには、駅の階段の屋根に巣を作っている燕の雛もお腹がすいたとみえて親燕を呼んでいるような声が聞こえてきました。

さあ、私たちも食べよう飲もうと食事に向かったのでした。

 

 

 

密告のすすめ? 自民党のホームページが批判されていました。


      これが民主主義国の政党のすること?

 

今度の参院選からの「18歳選挙権」は大きな話題にはなりましたが、1819歳の投票率は45.45%で一般の大人の投票率54.70%を大きく下回るものでした。

生徒が意識的に政治へ参加できるように、各国ではさまざまな試みによって主権者を育てようとしています。北欧では小学校から政治参加の基礎として人権を学んでいます。

日本でも中学校や高校での政治教育の必要性は、教育基本法に謳われているものです。

このように「政治教育」は主権者として権利を行使するための前提条件ですが、世界の先進国に比べ日本の現状はとても遅れています。高校生の集会への参加は届け出が必要だったり、授業の中で扱われなかったりしています。

 
 今回、18歳の選挙権実施に当たっては学校での教育が必要とされる中、先手を打つように自民党がホームページ上で「教え子を戦場に送らない」という教師などを「偏向教育」の例としてあげて、これらをチエックし、自民党に知らせるように呼びかけたのです。

これはさすがに北朝鮮なみの「密告のすすめ」と多くの批判を浴びました。

また、「戦場に教え子をおくらない」と語ることが偏向なら、戦前のように「お国のために戦場に行け」を教えよというのかとの批判が相次ぎました。

 
これでは世界の常識に反するだけではなく、文字通り「北朝鮮」なみに「密告」をさせてまで教師を委縮させ、選挙を話題にさせないという意識に追い込む結果になってしまいます。
 
先にふれたように生徒に選挙の事を授業で取り上げた高校が話題になるぐらい多くの学校では扱われていません。教育研究会などでも当然のはずの「政治教育」がなされていないことが問題になっています。自分たちの生活、進学、就職など政治に無関係なことがないほど重要なことですが、歴代の政権が「政治教育」をすることを制限してきています。政治に無関心な若者が多いのも頷けるのではないでしょうか。そのうえ、このような「密告の勧め」ともいうべき異常行動です。

これが、民主主義国日本の政党のすることでしょうか。この政権と党が、憲法の国民主権、人権保障などの権利をいかに軽んじているかの証拠です。このようなことを放っておくと大変です。

2016年8月13日土曜日

選挙後、やっぱり改憲の動き急!=「今こそ学びましょう憲法!」

憲法学習会
  わかりやすい!と評判の 伊藤弁護士のDVD で憲法を学んでみませんか
     憲法ってなあに?  
       憲法改正ってどういうこと
 

 
 
 




参院選挙で改憲勢力の自公政権が3分の2を占めました。選挙中は改憲を話さずに、選挙が終わ
るや自民党の改憲草案をたたき台としての憲法改正への取り組みを始めました。
みなさん、自民党の憲法草案は見たことがありますか?
天皇元首化、自衛隊の軍隊化、人権の制限など、今の憲法とはまるで違う憲法案と伝えられて
います。
現行憲法は300万人以上の犠牲者をだし、広島・長崎の原爆の悲惨を経験した戦後の日本人
 
 
が決意して制定した平和、国民主権、基本的人権を盛り込んだ世界に誇る憲法です。
 
その憲法をないがしろにしている政権の意図はなんでしょうか。
 
現行憲法と自民党が考える憲法について比較しながら50分ほどわかりやすく解説したDVD
 
です。
 
 
 
 
 
 
    日時   8月28日(土) 10時 ~ 12時  サニープレイス3階 研修室
 
          資料代  200円
 
 
     講師  DVD(伊藤塾塾長 弁護士 伊藤 真 氏による) 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




 

場所  サニープレイス座間 研修室(3階)    資料代200円    

 

    

 

 

2016年7月18日月曜日

「改憲勢力3分の2に、野党共闘は大きな成果!=参議院議員選挙が終わって=


会員の皆さま

日頃から改憲を阻止するさまざまな取り組みお疲れ様です。

参議院選では、改憲勢力の3分の2を阻止できなかったことは大変残念なことでした。

しかし野党共闘の取り組みについては大きな成果が上がりました。

 今まで一人区2勝29敗という結果だったのが、1132敗という結果でした。各党も得票よりも統一候補が獲得した票が多かったのもそのことを示しています。
 東北では、岩手、宮城、福島の被災三県はじめ、青森、山形などで統一候補が勝ちました。農業を破壊するTPPへの批判も大きかったと伝えられています。

神奈川地方区は4人区でしたが、野党の連立などがたたり残念なことに改憲勢力3名、阻止勢力1名になりました。

 今度の選挙の結果についての多くの分析では、次のようなことが言われています。

①自公が本当の争点を隠し、自ら「アベノミクス選挙」として実態とは違う「成果」を訴えたこと。それに対して、「アベノミクス」による格差拡大と貧困の実態が十分に伝わらなかったこと。


②1人区での共闘はできても2人区以上になると難しく共倒れなどになっていたこと。
 
③NHKなどマスメディアが、政権を批判し真実を伝えるという任務を放棄し、選挙報道を3割以上も極端に減らしたことによって、多くの国民は争点についての与野党の見解を十分知ることができなかったこと。知る権利が保障されないまま投票行動をせざるを得ないという大きな問題です。
 

そのマスコミが、選挙後は手のひらを返したように争点をアベノミクスとともに「憲法問題」として挙げ始め、開票の様子をショーのように伝えました。首相もこれを受け、すぐさま憲法改正への取り組みを開始すると言いました。
 
 
この参議院選挙に当たっては、座間・九条の会の多くの会員が憲法擁護の観点からさまざまな取り組みを進めてきました。
①憲法改悪の本音を示さないなか、与党が3分の2をとる危険性を訴えてきました。また   
保育所問題、奨学金問題、非正規労働問題、ブラック企業などでも明らかなように、ア 
ベノミクスによる格差と貧困の拡大が見られることをチラシなどで知らせてきました。
さらに多くの有権者が投票所へ足を運ぶようにとも訴えてきました。
②駅頭でのスタンデングを毎週のようにやりました。
スタンデングには毎回6名~10名の会員が参加しました。そこでは新規に会員の申し込みがあったり、戦争法廃止の2000万署名に署名してくれたりするなど大きな成果がありました。
 また、4市共同市民の会の一員として、600万円受け取るなど金銭疑惑のなかにある甘利議員をゆるさないとの訴えも継続してきました。
駅のスタンデングでは、チラシを配る会員、署名を集める会員とともに、ギターを弾く会員のHさんも参加しました。「若者たち」などを弾くHさんに近寄って聞き入る人や話しかける人もいました。とてもいい雰囲気でやれるとチラシ配りの会員にも評判でした。そのHさんが一首寄せてくれました。
 
「九条守ろう!行き交う人に呼びかける仲間と共にギターつまびく」
家庭の事情やさまざまな用事に優先させてスタンデングに参加してきた皆さん本当のお疲れ様でした。
 
 さまざまな活動を進めてきた会員の意見は次のようなものでした。
・スタンデングしていると安保が抑止力などという人がいて話した。
・若い人が経済問題を理由に自民党に入れている。今の状況にしているのが自民党なの 
 に。
・はじめて活動した。一人区の野党共闘の力は大きかった。憲法は大切だが、多くの人に
 とっては経済が大切と思っている。
・政権党が直前の3万支給など露骨な「票の買収」のようなことをしている。
1819歳の若者は自民党の票を入れるのは、首相のマスコミへの露出度や政治を学ぶ機
 会がないまま、有権者になっている面もある。彼らの投票率が低いのも気になる。
・あさか候補があと一歩だった。神奈川でも野党協力ができればよかった。
・宗教団体の座談会に出たことがあり、団体が支持する政党の政策をそのまま信者が信じ
 ているようだった。安保について反論したことがあるが、いろいろな場に出かけていく
 ことが必要だと思った。
・統一候補に公明党の支持者も20数パーセント投票している事もあり、矛盾がでている。
・学校では、教師が教えづらくなっている。今度は密告のすすめともいうべき、偏向教育をしているかどうか自民党のホームページにメールを等ということまで始めている。
・町内の知っている人が声をかけてくれたり、署名をしてくれたりして政治についても話せるようになった。
・もっと多くの会員が活動できるようになるといい。
 
***3分の2という結果にめげずに成果をもとにさらに憲法の素晴らしさをひろめ、生
    かしていくように働きかけを強めていきましょう。***