2020年10月18日日曜日

 著述家の菅野完氏が、日本学術会議の人事への政権の介入に抗議して議員会館前でハンストをはじめて2週間になりました。すっかり容貌の変わった菅野氏の言葉です。


HARBOR BUSINESS Onlineの記事

これは、日本学術会議というひとつの組織に関する問題ではありません。看過すれば私たち国民の人権や自由、尊厳に手を伸ばしてくることは、近代史が証明しています。菅野氏を動かしているのはその危機感です。

憲法前文は記します。『専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ』 学識者の意見に耳を塞ぎ、人事で抑圧するのは圧迫と偏狭の最たるものです。自民党政権によってこの国は不名誉な地位に貶められているだけでなく、自民党が目指す国のあり方が、憲法の理念とは真逆であることを物語っています。

10/17に強行された内閣と自民党による、税金2億円を投じた中曽根葬儀は、国民主権も基本的人権も否定して戦前に回帰することを党是とする自民党が、そのアイコンとして戦前の将校から現代に生き残った中曽根をフィーチャしようと企む暴挙と見做すことができます。そのことは、背筋の寒くなるこの光景に現れています。


スガ政権は、憲法を無視してきたアベ政治の継続であるだけでなく、日本会議がより野心剥き出しにコントロールしているファシスト政権であることがはっきりしてきました。

菅野氏は、自分を応援することより、できることを皆がすることを望んでいます。

ツイデモに参加する、SNSで広めるなどできることから始めていきましょう。


2020年1月26日日曜日

2020年度成人の日である1月13日に、ハーモニーホールで行なわれた式典で、新成人の皆さんを祝うとともに、大人としての社会との関わりと重くなった役割についても知ってもらうべく、今年もアピールを行ないました。
歌やスピーチ、そしてパンフレットの配布です。
参加された皆さん、お疲れさまでした。