2017年10月15日日曜日

かながわ四市共同市民の会 訴え

座間・九条の会も加入している、「かながわ四市共同市民の会」は下記のような訴えを発表しました。少しでも多くの方に広めていただくようおねがいします。
 
 
神奈川県第13区の有権者に訴える

神奈川県第13区の有権者におかれては、小選挙区につき岡崎裕氏に、比例南関東ブロックにつき立憲民主党、日本共産党、社会民主党のいずれかに投票するよう、強く訴える。

当会は、昨年417日、別紙の創立宣言に基づいて成立した。この地は、米海軍と海上自衛隊が常駐する厚木基地と、アメリカ陸軍の座間キャンプの地元である。多くの市民は、戦闘機などの爆音に日々さいなまれ、墜落の恐怖におびえている。ベトナム戦争の時のことなど思い出し、今後軍事同盟が進んで自衛隊の海外派兵となれば、いったいどうなるのか、と現実的な不安を持っている。この地は、昨年1月発覚のUR事業に絡む金銭問題を起こし、睡眠障害名目で国会を129日間も休んだ自民党の甘利明衆議院議員を輩出してもいる。

当会は、4市の市民団体と個人の力を借りて、甘利問題を指摘したチラシを全戸に配布する、駅頭等での宣伝行動を繰り返し、各種集会を開催する、甘利氏の辞職・処分を求める活動をし、もとより安保法、自民党改憲草案の問題などを指摘し、次の衆議院議員選挙に向け用意してきた。概要、別紙のとおりである。

当会は、民進党、日本共産党、社会民主党及び自由党に野党共闘を強く求めてきた。昨年611日には民進党を除く3党、昨年1119日と今年111日は、野党4党の参加を得た集会となった。野党各党はこの場で、安倍政治を止めること、野党共闘の必要性を確認してきた。野党4党の旗も預かることができ、駅頭で4党の声としても訴えてきた。

この928日に衆議院が解散され、1022日に総選挙となることが確実となった。

しかるに、9月下旬に至り、民進党の相応部分が小池百合子氏を代表とする「希望の党」に合流することとなった。自由党も党として定まらない。13区民進党予定候補者に至っては、合流前に離党して希望の党に入り、今その予定候補者となっている。

しかし、「希望の党」は2015年安保法を認め、これを前提とした海外派兵のための9条改憲や緊急事態条項をいれる改憲を進めようとしている政党である。この重要な問題での基本方針は自民党と変わらない。民進党の候補者であった者にあって変節行為と言わざるを得ず、同時に2015年安保法を固定化し、9条等の改憲を推進する効果をもつこと明らかである。

幸いなことに、103日「立憲民主党」が成立し、民進党及び自由党の前衆議院議員を含め、相応の数の方が同党から総選挙に出馬する。108日この3野党は安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合の要請書を了承し今、立憲民主党、日本共産党と社会民主党の3党の野党共闘が実現し、全国多数の小選挙区にて候補者の統一が成立してきた。

今、当小選挙区における当会の創立宣言の趣旨に合致し、同時に3野党からの候補者は岡崎裕氏のみである。同氏は日本共産党からの出馬だが、当会は「今こそ、その他の政策や主義主張の違いをさて置いて、共に闘わなければならない。」と決意しており、他の事柄での違いがあろうとも、支持するに差支えはない。同氏とは本日、別紙のとおりの協定を締結できた。

よって、当会は、有権者に対し、来る1022日投開票の第48回衆議院議員選挙において、神奈川県第13区につき岡崎裕氏に、比例代表につき立憲民主党、日本共産党、社会民主党のいずれかに投票するよう、強く訴える。

2017年(平成29年)10月10日

かながわ13区4市共同市民の会

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